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一年の計は元旦にあり。

明けましておめでとうございます!

 

紬の佐々木です。

 

「雪下麦を出だす」

 

新年最初の七十二候は

「一面に降り積もる雪の下では麦が芽を出し始める」といった

意味合いがあります。

 

厳しく寒い時でも、雪の下では春の準備をしっかりしている・・・

 

「はじめ」とも読む「元」の字を背負った元日は、まさしく新しい一年の

はじまり。

私たちの日本人にとって特別な一日です。

 

佐々木は「元旦」生まれで42歳に・・・

個人的にも特別なのです!!(笑)

 

古来、新年は年神様が運んできてくれると考えられてきました。

この時期だけに交わす「明けましておめでとう」も無事に年神様と新年をお迎え出来た

喜びとめでたさから生まれたお祝いの言葉と言われています。

 

お正月のしつらえやしきたりの数々も、年神様をもてなす為に整えます。

 

例えば門や玄関に飾る門松や注連飾りは、「我が家はお迎えの準備ができていますよ」と

伝えるためのサインです。

 

鏡餅は年神様へのお供えであると共に、年神様が宿る依り代となります。

 

おせち料理も捧げもの。

 

一方を年神様、

一方を私たちが使うために両端が細くなった「祝い箸」も、

神様と一緒に

食事をいただき、さらなる福を願うために欠かせません。

 

先人たちは新年に行う様々な「はじめ」を大切にしたきました。

初日の出

初詣

書初め

初夢

初笑い

初湯

初富士

初鏡・・・・・・

 

 

まっさらで汚れなく、晴れがましいあらゆる「はじめ」に一年の繁栄と招福を願いました。

 

 

 

去年は大変でした。

 

でも、これからの一年をまたまっさらから考える・・・

 

 

 

 

周りはどうあれ、自分達がどう過ごすか?

 

 

今年もどうぞよろしくお願い致します。