紬のヘッドスパ③~頭皮の中のお話とマッサージについて~

こんにちは、紬の伊藤です。

今日は、換気中でも店内は冷え込むことなく心地良い風が入り、春の暖かさを感じる一日となりました。

 

今回は頭皮の中のお話です。

頭頂部には帽状腱膜という帽子状の膜があり、筋肉がありません。その下側には写真のように3つの筋肉(前頭筋・側頭筋・後頭筋)があります。

この筋肉は自然に鍛えるのは難しく、ストレス等で委縮したり年齢で衰えてしまいます。

そうすると、帽状腱膜が下に引き伸ばされて頭皮がたるみ、しわや顔周りのたるみにつながっていきます。

 

帽状腱膜という筋膜は、頭蓋骨にくっついているので血流を良くする(ポンプ)となる筋肉がない分、老廃物の排泄が滞り栄養不足になりやすく、毛細血管への血流不足から薄毛や白髪の原因につながったり、頭皮のむくみや頭部のコリを招きます。

 

ヘッドスパの工程に含まれるマッサージは、この3つの筋肉(前頭筋・側頭筋・後頭筋)の筋膜を中心にマッサージし、帽状腱膜への血流を促し頭蓋骨との癒着や下垂を防ぎ、顔のリフトアップや頭皮及び顔全体の血流改善につなげます。

また、耳裏から首筋までリンパを流すことで溜まった老廃物を流し頭皮のむくみの改善を促します。

 

 

次回は、紬のヘッドスパの内容についてお話したいと思います。