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③東京国立近代美術館70周年記念展

こんばんは。

紬の佐々木です。

 

本日はゴールデンウイーク旅第3弾です。

 

海岸線を車で下り横浜に向かいますが、あいにく天気は大雨です・・。

車中に少しだけキャンプ用品を積み込み、いいキャンプ場があればそこで

一泊と考えておりましたが、断念いたしました(笑)

 

菜穂子さんに温泉施設と夜ご飯が食べられる所を調べてもらい、そこで車中泊です。

子供たちは車中泊に喜び、大人は宿泊費もうくので助かります(笑)

 

朝は菜穂子さんも佐々木も身体バキバキです・・(´;ω;`)

 

佐々木も早く起きたので、朝ご飯を常磐道の友部SAと決めて、子供たちが起きるまでの間走らせます。

 

月曜から学校なので、すこしでも家で休ませるため早めに行動します・・

が、時間的に東京両国付近を9時30分通過予定!!

 

佐々木、家族皆に

「家帰る前に近代美術館寄らしてくれ!!」と頼みます。

 

「ねぇねぇ、美術の教科書載ってる本物みれるよ!」と、

 

「重要文化財の秘密」展に誘います。

 

 

東京国立近代美術館は1952(昭和27)年12月1日に開館し2022(令和4)年度は

開館70周年にあたります。

 

これを記念して明治以降の絵画・彫刻・工芸のうち、重要文化財に指定された作品のみによる

豪華な展覧会です。

 

明治以降の近代美術作品がはじめて重要文化財に指定されたのは、1955(昭和30)年のことだそう。

つまり、東京国立近代美術館の誕生と文化財保護法による近代美術の評価の開始は、ほぼ同時期で、

今日に至るまでその歴史的、芸術的価値はたえず問い直されてきたともいえます。

 

近代の芸術家たちは我が国の伝統と西洋から次々と紹介される美術動向との間で、模索を重ねながら

制作を展開してきました。

 

そして、既存の価値観を揺さぶり、新しい表現を打ち立ててきたわけです・・。

 

発表された当初は驚きをもって迎えられた「題問作」が、どのような評価の変遷を経て

「傑作」と認められ、重要文化財に指定されたのか・・・

楽しみです・・・。

 

 

 

重要文化財は日本にある建築・美術・工芸品・

考古資料など形のある文化財のうち、日本の文化財の歴史を語る上で貴重なもので、特に優れたものは

「国宝」と呼ばれます。

 

重要文化財は10,872件

国宝は906件あります。(2022年11月時点)

1950年に公布された文化財保護法に基づき、文化財や歴史の専門家たちの意見を聞きながら、

文部科学大臣が指定します。

 

 

 

 

高橋由一の《鮭》1877(明治10)年ごろ

 

 

日本で初めて油絵で描かれた作品です。

 

子供も「あ!これ!!」と

近くまで寄ってみています。

「お父さん、めっちゃ本物みたいで、毎年久慈の親方が贈ってくれる鮭みたいだね」と・・・

 

教科書じゃなく本物見れてるこいつらはうらやましいぞ・・・まったく・・。

 

鮭の脂身と皮の乾燥の質感が見事です!!

 

 

 

今村紫紅《近江八景》「比良」

竹内栖鳳《絵になる最初》

黒田清輝《湖畔》

萬鉄五郎《裸体美人》

鈴木長吉《十二の鷹》

どれもこれも圧巻です・・・

 

明治以降の絵画・彫刻・工芸に限ると68件にすぎません。

「重要文化財の秘密展」には全国から51点を紹介しております!!

 

紹介しきれなくて残念ですが、行ける方は是非!!

14日までで2日しかありませんがお急ぎを!!

 

 

常設展示は足早に・・

子供たちは我慢の限界でした・・

 

また常設はリベンジです!!

 

 

濃密なゴールデンウイークでした!!