· 

気胸のこと①(気胸とは)

こんにちは、紬の伊藤です。

紬から見える銀杏並木はほぼ落葉しました。銀杏の葉は、ためらいなく一斉に散り、あっという間に枝だけになる姿は壮観で美しく感じます。

 

12月に入り、紬の近くでは新規開店のお店数店舗あり、青葉台に素敵な個人店ができることは本当に嬉しくワクワクします。

 

 

今年は、長女の高校受験から始まり、長男の部活引退と高校受験準備、あっという間に夏が終わり、これから本格的に志望校決定や子供たちの大事な行事が続く中、私事ですが、9月11月と気胸という病気で入院しておりました…

2回とも緊急入院だったため、お店にも家族にも大きな負担をかけることとなってしまいました。

今回私が患った病気のこと、入院生活のこと、家族や仁さん靖子さんに支えていただいて感じたことなど、少しお話したいと思います。

 

  

◆気胸とは

「気胸」肺に穴が開き、胸の中(胸腔)に空気が漏れ、肺が萎んだ状態のことを言います。症状としては、胸が痛くなったり、肺がある程度まで萎んでくると息苦しさを感じたり、咳が出たりします。

 

 

◆気胸の分類

気胸には大きく分けて「自然気胸」と「外傷性気胸」があります。

「外傷性気胸」は胸部への外傷(交通事故、転倒、スポーツ外傷など)によって、肋骨骨折などにより肺が損傷することで起こります。

「自然気胸」は肺の表面の風船上の病変(ブラと呼びます)に穴が開いて、肺から空気漏れを起こす「原発性自然気胸」と、肺気腫や間質性肺炎など肺に持病がある人に生じる「続発性自然気胸」に分けられます。

「原発性自然気胸」は10~30代のやせ形の男性に多く、「続発性自然気胸」は主に喫煙歴のある高齢者に起こります。

「続発性自然気胸」の中には、20~40代の女性に見られる女性ホルモンに関係した「月経随伴性気胸」があります。「胸腔子宮内膜症」という病気と関係していて、ホルモンバランス(月経時や排卵期)に合わせて気胸を繰り返すことが特徴です。

 

 

◆気胸に対する治療

気胸に対する初期治療は主に「肺の萎み具合」によって決まります。

Ⅰ度(軽度)であれば安静にしていれば経過観察、Ⅱ度(中等度)またはⅢ度(高度)であれば「胸腔ドレナージ」が選択されることが多いです。

「胸腔ドレナージ」とは、胸腔内にチューブを留置し、漏れた空気を持続的に脱気することで、萎んだ肺を膨らませる治療であり、入院を要します。

「胸腔ドレナージ」を行っても、肺の空気漏れが止まらない場合や、気胸再発の場合には外科手術が選択されます。

 

 

◆気胸の手術

肺からの空気漏れが止まらない場合や出血を伴う場合、左右同時に気胸を発症した場合には、手術が必要です。

 手術では、空気漏れを起こしているブラを切除したり、ブラの根元を糸で結紮(糸で縛り切断することなど)したり、肺の表面を人工シートで補強したりします。手術は胸腔鏡を用いて行われます。

 

 

 

 

9月下旬、いつもであればすぐ眠りにつく私ですが、背中の違和感でなかなか寝付くことができず、翌朝になると背中の違和感は痛みに変わり、乾いた咳が続き、少し歩いただけで息切れ、何だか変だなと感じていましたが、更年期症状かなとも思い、そのまま仕事を続けていました…

 

しかし、お客様とお話したり電話対応していると、息が続かなくなり苦しく、やっぱりおかしいと思い、夕方近所の呼吸器科クリニック受診することにしたのです。

 

⇒気胸のこと(1回目の入院)へ続きます。