こんにちは、紬の伊藤です。
引き続き、気胸のお話を続けてまいります。
1回目の入院から約2か月後、朝起きると、何となく胸の違和感、家の中を歩くだけで息切れ、咳込み…前回の気胸の時と同じ症状…嫌な予感…
この日は小学5年生の二女の土曜参観の日で、作品展などもあり楽しみにしていました。
二女からは9時30分までに来てねと言われており、顔だけでも見に行こうと準備をしていると、呼吸苦が増してくる状況。
テスト勉強中の長男からは「お母さん、病院行った方がいいよ」と言われ、一旦冷静になって、息子の言う通り病院に行くことにし、二女の土曜参観には息子が行ってくれることに。
中3の息子が妹の授業参観に行くことは、知ってるお父さんやお母さんや妹の友達と顔を合わせることになり、年齢的に恥ずかしいという気持ちもあったと思います。しかし、嫌がることなく授業参観に行ってくれた息子には、本当に感謝しかないです。
この日の夜、二女からはLINEで、私の再度の突然の入院にショックを受けていましたが、今日お兄ちゃんが授業参観に来てくれた!友達から、お兄ちゃんカッコイイねって言われた!と嬉しそうに報告があり、息子の行動に改めて胸が熱くなりました。
話を戻します…
土曜日なので救急外来を受診し、レントゲン、CT検査をし救急の医師から言われたのは、
「佐々木さん、前回と同じくらい右肺が萎んでて、気胸の再発です。これからチューブ挿入の処置しますね。このまま入院と、今回2回目だから手術になるかもしれないです」
予想通りの結果でしたが、ショックが大きく落ち込みます。
今日の二女の授業参観もでしたが、長男の進路決定の面談、長女の部活のことなど、また頭の中を色々なことが巡ります。
前回挿入した部位から、少しずらしてチューブを挿入します。
前回と同様、胸腔ドレナージ処置後は呼吸苦や咳込みなどは改善しますが、チューブの挿入部位の痛みと付き合っていかなくてなりません。
今回はチューブ挿入部の傷の痛みが強く、体を起こそうと少し力を入れるだけで声が出てしまう程です。
体を起こす、倒すは全てベッドのリクライニングに頼り、トイレに行くのも一苦労、体をフラットにすると痛みが増すため、就寝時は体を起こした状態で眠りましたが、なかなか寝付けず、夜が本当に長く感じました。
入院初日は、これまた前回同様ER病棟だったため、前回お世話になった看護師さん数人から声を掛けられ、
「佐々木さーん、再発しちゃったんだね…大変だったね」
「痛みが強かったら他の痛み止めもあるから遠慮しないでね」
そんな声掛けやマスク越しでも伝わる表情、体に触れてくれることが大きな安心感へとつながり、痛みも少し和らぐ感じがします。
看護師さんの医療補助や看護技術だけではない、傾聴の姿勢や、言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションを十分に活用することが、患者さんの不安感の軽減につながっていることに、改めて素晴らしい仕事だなと感じました。
私も看護師として働いていた時、このような安心感を患者さんに提供できていたのかなと、久しぶりに深く考えてしまいました。
ER病棟に2泊し、一般病棟へ。
入院5日目、今回も胸腔ドレナージで肺の穴は塞がった様子で抜去前テストを行いますが、1日でまた肺が萎んでしまい、やはり手術が必要な状況ではあるとのこと。
しかし、手術枠がいっぱいで早くても12月となってしまいますと言われ、長期入院も覚悟することに…
また、今回の気胸発症は生理2日目であったこと、前回も生理中であったことを再度主治医に伝え、婦人科を受診することになります。
婦人科では、子宮内膜症の検査(内診・超音波検査・MRI・血液検査)を一通り行い、胸腔子宮内膜症(月経随伴性気胸)についての説明と治療内容について、稀な病気で症例数も少なく、担当医もこれまで診断した経験はないとのことで、担当医の情報と私がこれまで知り得た情報を共有して、ざっくばらんに話すことができました。
婦人科の検査結果、子宮内膜症の所見はないため、手術で今回の気胸の原因が分かった後、今後については検討することになりました。
手術日は12月第1週目の予定となり、入院が長くなることも考えて、正春さんにパソコンを持ってきてもらい、日中痛みが和らいでいるときは仕事をしたり、長女に頼まれた、関東大会に出場する部活の先輩に贈るお守りを作ったりして気持ちを落ち着かせます。
次回に続きます⇒気胸のこと(2回目の入院・手術)
